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国破れて9条在り!?

「国破れて山河在り」という漢詩があるが、今国会で議論されている安保関連法案に対する野党、とりわけ民主党共産党の対応、あるいは、憲法学者による憲法違反の主張を聞いていると、この言葉を思い出してしかたない。

憲法の前文には、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とあるが、現在の日本を取り巻く国際環境、特に、中国、韓国、ロシアのわが国に対する敵意や悪意に満ちた言動を目の当たりにして、これらの国が、公正と信義に信頼するに足りる国なのかは、いわずもがなであろう。

このように、憲法学者金科玉条の如く絶対視する憲法の前提は、もはや崩れ去っており、その前文のもとに成り立っている9条の規定は時代おくれであり、極論すれば無効であると言わざるを得ない。 それにもかかわらず、国の安全保障を無視して憲法論議のみに埋没し、安保関連法案を憲法違反だと声高に叫ぶのは、何か、別の意図があるのではないかと疑わざるを得ないし、あなたは何処の国の国民であり、どこの国の国民の税金や学費で給料をもらっているのかと聞きたい。

国際情勢に対応して9条の解釈を変えることに対して、もし、時代の変化に応じて解釈を変えることを許してしまうと、いずれは、独裁国家になってしまうと発言した憲法学者がいたが、では、なぜ、自衛隊違憲と言い続けないのか、なぜ、PKO法を違憲と言わないのか。

災害派遣PKO活動に対する国内外の評価が高まるにつれ、いつの間にか変節して、違憲と言わなくなったのは、これら憲法学者ではないのか。 自らの変節を棚に上げて、与党が解釈を変更するのを憲法違反と断ずるのは矛盾と言わざるを得ず、確たる根拠もなく、自らの保身のために、ただ単に屁理屈をつけて違憲と叫んでいるにすぎない。

もし、憲法違反の自衛隊が存在していなかったら、阪神淡路大震災東日本大震災などの大災害は、誰が救援したのであろうか。自己完結能力を持たない警察や消防が、10万人もの隊員を短期間で集中し、あれだけ長期間にわたって過酷な被災地で組織的に整然と活動できましたか?

もし、尖閣を国有化した際、自衛隊や米軍が後ろに控えていなかったら、中国は漁船や公船を派遣して威圧する程度ですみましたか? 憲法なんてものは、所詮は、その時代を背景として人間が作ったものであるから、時代の変化に応じて改憲や解釈の変更は、当然のことであろう。

なぜなら、憲法あっての国家・国民でなく、国家・国民あっての憲法なのだから。国家・国民の安全を守れない憲法なんて、子供の下手な作文にすぎず、少なくとも、いわゆる憲法学者が不磨の大典のごとく、ありがたがるほどの代物ではないことは確かだ。 日本を取り巻く現在の国際情勢は、ガラパゴス化した憲法学者の空理空論を相手にしている時間も暇もないのだ。

それと同時に、なさけないのは民主党だ。今の民主党を見ていると、過去に政権を担当した政党とはとても思えないほど無責任で、やっていることが余りにも稚拙だ。 安全保障政策を党内でまとめることが出来ず、対案を出すことすらできない政党が、与党の案に対して鬼の首をとったように、憲法違反と声高に叫ぶのは滑稽以外の何物でもない。

橋下さんが言うように、日本にとって有害だし、税金の無駄使いにならないためにも早く解党して出直すべきだ。 戦後70年たった今日こそ、「自虐史観」や「空想的平和主義」からの脱却が求められているのだ。もし、それができないようであれば、正に、「国破れて9条在り」になってしまい、日本は歴史に埋没してしまうことだろう。

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