台風や局地的な大雨による堤防決壊や土砂崩れ、あるいは、洪水などの被害が発生すると、個人の力でどうしようもなく、ただ、安全な場所に避難するしかありません。
非難したおかげで命が助かったとホッとしたのもつかの間、一難去ってまた一難ではありませんが、被災した家や家具などの後かたずけや復旧がまっております。
これに加え、家の中に入りこんだ泥や、これが飛び散った壁面や床の泥掃除も必要となります。
こんな時に役立つのが高圧洗浄機です。ただし、これを使うタイミングは、ある程度の泥を撤去したあとの仕上げの掃除を行うときです。
泥が多いと、高圧洗浄の水で洗っても、排水されませんし大量の泥を一気に流すこともできません。
このため、スコップなどで泥を撤去したあとに、仕上げとして高圧洗浄すれば、掃除が楽になります。
また、ノズルの先に、スプラッシュガードや回転式のテラスクリーナーなどをつければ、家の中の土間などの掃除にも使えます。
そして、ある程度天候が回復すれば、網戸や窓ガラスの掃除にも有効で、泥のついた網戸が一瞬で綺麗になります。
油汚れもいっしょに除去する場合は、洗剤を塗って少し放置してから噴射すると良いでしょう。
防災セットの選び方