2015-01-01から1年間の記事一覧

緩慢な集団自殺に向かう中国☆日本人は速やかに撤退を!!

PM2.5による大気汚染、工場廃液の垂れ流しによる水質汚染、毒野菜の蔓延、そして、ヒタヒタト忍び寄る砂漠化等々、中国の大規模な環境破壊は留まるところを知らず、拡大の一途をたどっている。 そして、その弊害は、すでに顕在化しつつあり、その最も象徴的…

天狗の鼻をへし折られた!?プーチン大統領

驕れる者久しからず。クリミア半島の併合、ウクライナ東部地域の占領、はては、北方領土占領の正当化等々、やりたい放題、言いたい放題の強面プーチン大統領が、いきなり、背後から強烈なアッパーカットを喰った。 そう、11月24日のトルコ軍機によるロシア軍…

所詮「裸の王様」だった!?中国

11月23日、ASEANは、21日にマレーシアで開催されたASEAN首脳会議の議長声明を発表した。 その内容は、南シナ海問題では人工島の軍事化に対する懸念、航行の自由の重要性、国際法に沿った平和的解決、常設仲裁裁判所の審理に中国が応じるよう促すものであった…

空爆だけで「イスラム国」を壊滅できる?

イスタンブールの爆弾テロ、ロシア旅客機の爆破、そして、11月13日のパリ同時テロと、こうも立て続けに大規模テロが頻発すると、小規模な空爆だけでお茶を濁してはおれなくなった。 特に、COP21に備えて警備態勢を強化していたさ中に、たった8名のテロリスト…

新規参加のハードルを上げるTPP、その真の狙いは?

TPPの大筋合意後、その内容が発表されたが、農産物や畜産物に関しては、関税撤廃品目が、予想していたよりも多いなというのが正直な感想だ。しかし、その割には、農協や畜産団体の反発がそれほど大きくないのも、予想外であった。 もう、国には、補助金漬け…

真綿で首を絞められる中国の人工島

11月4日に開催された拡大ASEAN国防相会議においては、米国が主張する「行動の自由」を盛り込んだ共同宣言を出すことなく終わった。 ASEAN10か国の内、米国の主張を支持したのはベトナム、フィリピン、中国の主張に理解を示したのはラオス、カンボジア、残…

中韓とは、冷え切った関係から、冷えた関係で十分

「砂を噛むような感じ」とはこのことを言うのだろう。11月1日、3首脳が顔をやや引きつらせながらも、無理やり笑顔を浮かべて手を重ね合っている姿は、なんとも居心地が悪く、違和感のあるものであった。 中韓両国が日本との関係改善の前提としていた、尖…

南シナ海でデッドロックに乗り上げた中国

仏の顔も3度(防空識別圏設定、AIIBの設立、岩礁埋め立てと軍事基地化)まで。平和主義者にして対中宥和主義者のオバマも、さすがにガマンの限界に達したのか、それとも、リビア失敗の教訓を学んだのだろうか。 ようやく、南シナ海における中国の露骨な覇権行…

「一帯一路」にクサビを打ち込んだ安倍中央アジア歴訪

習近平が7兆4千億円もの大金を大盤振る舞いして、金ピカの馬車に乗せてもらい、キャメロンとパブでビールを飲んで、ご機嫌になっていた10月22日、安倍首相はモンゴルを訪問し、積極平和主義への支持をとりつけるとともに、資源開発や鉄道建設の協力など経済…

オズボーン財務相は第2のチェンバレンか?それとも

英外相チェンバレンの対独宥和政策は、ヒトラーを益々増長させ、結果的に第2次世界大戦の引き金を引いてしまった。 力を背景として、既存の国際秩序を再構築しょうと目論む独裁者に対する宥和政策は、危機を増幅させ、ロクな結果にならないことは歴史が証明…

TPP大筋合意は習近平とプーチンのおかげ?

1814年のウィーン会議における「会議は踊る、されど進まず」の再現を思わせるTPP閣僚会合も、延長に次ぐ延長で、ようやく、10月5日、大筋合意に達した。 7月末の会合では、NZが乳製品の輸入拡大を巡って強硬姿勢を崩さなかったため、合意に至らず、これで…

弱り目に祟り目だった習近平の訪米

最大の売りであった経済が落ち目になると、こうも扱いが変わるものかと痛感させられたのが、今回の訪米であった。 軍事パレードで力を見せつけ、シアトルではボーイング社の旅客機を300機も爆買いし、意気揚々とワシントンに乗り込んだが、そこには、とんで…

イスラム版ディアスポラの先にあるものは?

20015年9月5日、メルケル独首相は、ハンガリーで足止めを食っていたシリアを始めとする中東地域からの難民・移民を受け入れると発表した。 これを契機に、ドイツを目指して中東やアフリカからの難民が堰を切ったように押しかけるようになった。 その通路とな…

「安保法」の効果と、今後の課題

「安保法」は9月19日未明、ようやく参議院を通過して成立した。これまで、米国内では、「米国は日本を守ってやるのに、日本は米国を守ってくれない。これは、不公平だ」との根強い批判があったことから、安保条約は、所詮、「空証文」ではないかとの懸念…

民主党は即刻解党して出直せ!!

「何をバカなことをやってんだ!!」安保法案に対する民主党の対応ぶりを見ていると、あきれ果てて言葉もない。 「金を出さない者が口を出すなと」と良く言われるが「対案すら出せない党が、偉そうなことを言って反対するな!!」と言いたい。 安全保障に関して…

G20で集中砲火を浴びた中国

G19:あーたーね(森繁調)、兵器をこれみよがしに見せびらかして悦に入っているけど、そんなことしている暇とお金があるなら、もっと経済・金融政策をしっかりしなさいよ。おかげで、こっちは巻き添えをくって大迷惑をしてるんだぜ。 中国:そんなことは分かっ…

中国の軍事パレードは、平成の黒船!!!

9月3日に行われた軍事パレードは、史上空前の規模で行われ、各種弾道ミサイルを始め空中空輸機や最新戦闘を登場させて、内外に遠戦能力の高さを誇示した。 しかし、その一方で、厳戒態勢の下、経済活動や市民生活を厳しく制限し、一般市民を排除して行われ…

3,429億円もの沖縄振興費は白紙に戻せ!!

辺野古の埋め立て作業を一時中断して、政府と沖縄県との間で集中協議を行っているが、こんなものは端から合意に達するはずはなく、一応、話し合いはしたと言う両者のアリバイ作りでしかない。 また、サンゴ礁の損傷状況を確認するため、沖縄県による潜水調査…

韓国とは「政凍経断」☆朴政権相手にせず。

非武装地帯での地雷爆発事件と韓国の宣伝放送問題は、北朝鮮が「準戦時態勢」に移行して圧力を掛けたにもかかわらず、朴大統領は最後まで強硬姿勢を崩さず、結局、北朝鮮が「遺憾」の意を表明することでとりあえず決着がついた。 韓国側は、大勝利だと大喜び…

対中政策は「政冷経避」でリスク回避を!!

南シナ海で岩礁埋め立てにウツツを抜かしている間に、上海株の暴落に伴う世界同時株安、天津を始めとする各地の爆発事故、中国製エレベーターやエスカレーターでの死亡事故の多発、道路の陥没などのインフラの崩壊等々、およそ先進国では考えられない重大事…

目を覚ませ、現実を見よ、日本人!!

「なぜ、もっと早く公表しないのだ!!」、いや、これは新国立競技場の話ではありません。7月23日に、政府が公表した中国ガス田12基新設のことです。 中国が中間線付近にプラットホームを建設しているらしいことは、前々から話題になってはいたが、場所や基数…

抗日戦の真の勝者はだれか?

今から6、7年ほど前の、まだ、日中友好が死語になっていなかった時代、仕事の関係で中国の地方都市に良く出張したものだ。 どこに行っても、ホテルはバカでかく、豪華なものであったが、外に出て多くの人通りでにぎわう繁華街の裏に入り込むと、そこは正に別…

衆愚政治に堕するな!!堕させるな!!

新国立競技場が白紙撤回された。民社党政権が決定したことを、政権交代を理由に一大臣が大幅に見直しをすることは難しく、せいぜい、デザインの一部を修正する程度が限界だっただろう。 しかも、森元総理の首に鈴を付けられるわけがなく、そのような芸当が出…

翁長知事の真意は、普天間の固定化?それとも・・・・・

翁長知事は、安全保障は国が責任を持つべきで、代替案を県に示せと要求するのは筋違いであり、政治の退廃だと強弁しているが、県民の安全を守るのは知事の責任であろう。それを放棄して、国に丸投げするのは著しい責任放棄と言わざるを得ない。 直接、中国の…

「民意」は錦の御旗か?

翁長知事は、知事選における「民意」を錦の御旗として、辺野古移設の断固拒否を叫び、埋め立てそのものの認可を取り消そうとしている。 例え取り消したとしても、政府が「はいそうですか」と応じる訳がなく、いずれ裁判となり最高裁まで行くことであろう。 …

「捨て石」となったのは沖縄だけか?

7月6日の沖縄における安保法制の地方公聴会において、稲嶺名護市長が「もし有事となれば今の沖縄が真っ先に狙われ、またしても沖縄は捨て石にされる」と発言していた。 たしかに、沖縄は本土決戦準備の時間を稼ぐための捨て石となり、住民は戦闘に巻き込ま…

「反日」の罠に嵌った?中韓

たかがオリンピックの競技場を作るために、なんと2500億円もの金をつぎ込むなんて、「バッカじゃなかろか」と思っていたら、ギリシャの借金が43兆円、ヘェーと驚いていたら、もっと上手がいた。なんと、390兆円もの金を株でスッてしまったのだ。 そう、上海…

南シナ海でドツボに嵌った中国?

昔は、ちょっとした田舎に行くと、必ず、畑の端に「肥溜め」があったものだ。中国が訳の分からない屁理屈をつけて南シナ海に設定した「九段線」なるものの姿を良く見ると、この「肥溜め」にそっくりだ。 この「肥溜め」の上の方に位置する西沙諸島近海におい…

国破れて9条在り!?

「国破れて山河在り」という漢詩があるが、今国会で議論されている安保関連法案に対する野党、とりわけ民主党や共産党の対応、あるいは、憲法学者による憲法違反の主張を聞いていると、この言葉を思い出してしかたない。憲法の前文には、「諸国民の公正と信…